歯に関する悩みがあっても、誰に相談すればいいのか分からない、
診療所に相談に行くのには少し迷いがある。
そんな悩みをお持ちの方、ご質問下さい。Dr.松川が、お答えします。
7歳の男の子です。
顎が細いのが気になっています。
床矯正があると聞きましたが、先生の所でもされていますか?
もう30年近く前になりますが従姉妹が歯の矯正の後、ひどい脊柱側弯症になりました。
矯正が原因だとも言われましたが、そう言う事もあるのでしょうか?
その事が不安で子供の治療を迷っております。
無料相談などは、されてないのでしょうか?
お忙しい中申し訳ございませんがお返事よろしくお願い致します。
ホームページにお問い合わせありがとうございました。
ご質問では、床矯正とご指定ですが、それが本当に息子様にベストな治療法なのでしょうか?
※床矯正(しょうきょうせい):取り外しができるタイプの歯列矯正装置で
あごを広げてスペースをとるという抜歯をしない治療法。
息子様の顎の細さが気になるとありますが、
その症状の程度や、個人の成長のスピード、そして歯並びなど、
一度診察させていただいて、原因や治療法など総合的に割り出して、
必要ならば床矯正もご提案させて頂きたいと思います。
従姉妹さまの件、確かに噛み合わせが姿勢や身体に影響を及ぼすことがあります。
しかし、当院も25年以上診療をさせていただいておりますが、
そのような患者様からの報告を受けたことはありません。
また、矯正の技術も近年、いろいろと進化して参りました。
当院では、ただ歯並びの綺麗さだけでなく、
生活習慣との関連に細心の注意を払いながら、
噛みあわせと呼吸、お口の周りの機能を回復させることが、
長期にわたる歯並びの安定と健康の維持に欠かせないと、診療方針に組み込んでおります。
どちらにしても、ご自身だけで悩んでおられずに、
専門家の意見をいくつか伺って見られてはいかがでしょうか?
不安を解決するには、プロの判断と確かな情報を得られるのが、一番だと思います。
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「側弯症(そくわんしょう)」とは背骨が左右に弯曲した状態で、背骨自体のねじれを伴うことがあります。通常、小児期にみられる脊柱変形を指します。 左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、胸郭(きょうかく)の変形、肋骨や腰部の隆起などの変形を生じます。
日本整形外科学会ホームページより抜粋