歯に関する悩みがあっても、誰に相談すればいいのか分からない、
診療所に相談に行くのには少し迷いがある。
そんな悩みをお持ちの方、ご質問下さい。Dr.松川が、お答えします。
7歳の娘の反対咬合の矯正のことでお伺いします。
まだ、すべて乳歯のままなのですが、通常はいつごろからの治療になりますか?
ネットでいろいろ調べているのですが、「早いほうがいい」という方や、
「永久歯になったら治るかもしれないから永久歯がでてからでいい」という方までさまざまで、どうしていいのか躊躇しております。
手遅れになったら困るなと思うのですが、反対咬合矯正のリミットというのはあるのでしょうか?
回答、よろしくお願いします。
さて、この度のご質問ですが、文面から、7歳ですべて乳歯のままとは、少々、永久歯の萠出遅延があるかと推測いたします。
治療の時期は一概に誰もが早いほうが良い、とは言えませんが、
反対咬合になった原因として考えられる後天的癖、生活習慣の改善をお母様や、ご本人に伝えるには、
私は出来るだけ早期の方が良いと考えています。
ですから、7歳から8歳ぐらいから矯正治療に必要な検査を行い、(現状で観察のみの時もありますが、)
その後、時期的に早期であれば、
後天的癖、生活習慣など原因への対処などを暫く意識して頂き、
資料を取りながら、永久歯の萠出などの経過観察によって、
適当な矯正治療開始時期を診断します。
「手遅れになったら困る」とリミットを気になされるのでしたら、
先延ばしにせず近々、お子様の現状(歯の状態だけでなく、生活習慣など)を専門医に診察してもらい、
定期的な観察のみか、装置を入れて開始するかを
正しく治療の時期を診断して頂くことをお勧めいたします。